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【Bills】Sydneyと東京で世界一の朝食を

世界一の朝食

海外から鳴り物入りで入ってくるものは多いけれど、”世界一の”という冠は強い。特に”朝食”というふだん使いのものに世界一がつくインパクトはさすがPR会社がバックについている、と思わざるを得なかった。
というわけで、”世界一の朝食”を食べられるというSydneyのBills本店と、東京の表参道にあるBillsに立て続けに行ってきたのでご紹介。

Bills Sydney Darlinghurst本店

地下鉄Kings Cross駅から徒歩10分弱、ダーリングハーストの坂の途中に”世界一の朝食”を出す店はある。店自体はこじんまりとした佇まい。住宅街の憩いの場所といった風情。

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ダーリングハーストの坂の途中

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Bills本店

 

www.google.com

 

時刻はAM9:30過ぎ。中に入ると、すでに朝食にありつこうと大勢のお客さん。
店員さんに目配せすると、ウィンクで「ちょっと待ってね、すぐ行くから!」とボディランゲージ。明るいスタッフ。明るい店内をより明るくしてくれる。

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Bills本店 パンケーキ

発祥の地で、世界一の朝食。
パンケーキは3枚、上に乗っているのはメープルバター。これを溶かしながらバナナと一緒に食べる。柔らかくてほどよい甘さなのだが、如何せん量が多い。
価格はカプチーノと合わせて約30 AUD(=¥2,500)。物価高もあるけれど、若干高めの朝食か。。
そしてだいぶ投稿にタイムラグができてしまっているのだが、訪れた時は日本のGW真っ最中。至る所で日本語が聞こえるホームアドバンテージ
日本人のBills認知度はかなり高い。そりゃー本場に来たら、食べたいでしょ?と。

 

帰りはまた最寄りのキングスクロス駅へ。出る時は気づかなかったけれど、出入り口にこの主張。これなら間違えない。

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Sydney キングスクロス

東京・表参道で世界一

帰国後せっかくだから記憶の鮮明なうちにと思い、日本におけるBillsのフラッグショップ、Bills表参道へ。

goo.gl

本場との違い、どれほどのものかという好奇心。と同時に実は株主優待券 期限前の消費という目的も。

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株式会社サニーサイドアップ 株主優待


日本のBillsはPR会社 サニーサイドアップの傘下。この株、毎年6月の権利取得日に向け優待族が殺到し株価が上昇する。事前にうまく仕込めば、毎年優待と利益をもたらしてくれる優良銘柄。今年東証一部に市場替えを果たし出来高増加と共に株価も上昇。今後どの程度このトレンドが続くかはわからないけれど、スポーツ分野に強いサニーサイドアップ東京五輪までは?と思いながら様子をみている銘柄でもある。
しかしこの優待券、メニュー2皿+飲み物2杯という豪華優待。金額にしたら¥5,000くらいにはなるのではないだろうか。
売却益と配当と優待利用。そんな大きな額ではないけれど、労力の割に有益な投資だったと言って過言ではない。

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Bills東京 パンケーキ

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Bills東京 たまご

料理2皿。これは豪華な朝食。しかも”世界一”の朝食。
肝心の味の違いは、なんとも言えない‥。パンケーキはふわふわ。卵もふわとろで美味しい。量もちょうど良い。

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Bills東京 スムージー

付け合わせのドリンク。こちらも優待。とてもヘルシーな味がする。
背景の木々も緑々として気持ちがいい。

総じて言えば、シドニーも東京もどっちも美味しい。
”世界一の朝食”のネームバリューは伊達ではないと感じたけれど、立て続けにパンケーキ食べたのでしばらくは良いかな‥。

 

”世界一”に便乗する航空会社

加えてもう一つ”世界一”の朝食に便乗する航空会社。
日本の翼(霊感?)ANA。5月末より就航するA380型機によるハワイ・ホノルル便の機内でBillsとコラボレーションした機内食を提供するそう。

www.ana.co.jp

HonoluluにもBillsは出店している。確かにハワイの開放的な空気との愛称は良さそうだけど、本場Sydneyではなくハワイ線。
サニーサイドアップのPR戦略とANAの意気込みが合致したコラボレーション。そもそもハワイはJALの牙城。そこに切り込むANAの本気。どこまでシェアを奪えるか、今後も継続して見守ってみたい。

なおこの機内食に付けられたクーポンをBills Waikikiに持ち込むとウェルカムドリンクを頂けるとの事。
こういうのも、エアチケットを選択する上でポイントになったりするんでしょうね。