【シリコンバレー】Googleplex
6月はいつにも増して移動が多かった。時系列を意識して書きたいのだが、いくつか入れ替わっているのはご容赦願いたい。
7月が始まったが、日付変更線を跨ぐアメリカはまだ1日遅れの6月末。日本はG20で大わらわだったようで、大阪の交通機関の情報や、影響をうけた同僚の小言も耳に入ってきた。
サミットの成果はよく見てないので深く言及できないが、好意的な進展を得たのではないかと感じた。為替は再び円安方向に向かい、マーケットはリスクオンの方向に舵を切った印象。
シリコンバレー サンノゼ
日本の動きはニュースで見る程度のそんな折‥投資とは無関係の業務でサンノゼに行ってきた。ここはシリコンバレーの中心。世界を席巻するGAFAの一角をはじめ多くのIT企業がひしめく街。聞いた話だが、サンノゼは地価が上がりすぎて、1000万円の年収でも不足するくらい家賃が高騰しているらしい。
ダウンタウンから少し移動したクパチーノという地区にはappleの本社、そして街外れのマウンテン・ビューというエリアにはGoogleの本社がある。
今回はそのGoogle本社であるGoogleplexの訪問記。
Googleplex
サンノゼは南北縦に長い街。シリコンバレーの名の通り、両サイドを山地に囲まれた細長い谷の底にあたる。年中乾燥していて、雨が降ることはそう多く無い。
Googleの本社、Googleplexがあるのはサンノゼ北部、サンフランシスコ湾の奥に面したマウンテンビュー。サンノゼのダウンタウンからは電車でマウンテンビューの駅まで行き、バスに乗り換えるのが便利。サンフランシスコから電車に乗ってのアクセスも難しくは無いと思う。
訪問した日は”これぞカリフォルニア!”という晴天。
敷地は広大。歩くと暑い。ただ湿度がなく、風も適度にあるので暑苦しくはない。
ケッペンの気候区分ではCs(地中海性気候)に属するカリフォルニアの特徴。
ケッペンの気候区分:温帯気候Cfa、Cfb、Cs、Cwの気候因子
(上記参考。リンク集にある「旅の情報 -世界の地理から-」)
オフィシャルストア外のガーデンには、アンドロイドのドロイド君がいる。
Google Official Merchandise Store
グーグルグッズが買えるお店はGoogleplexの一角にある。世界でもここでしか手に入らないというものも多いようで、多くの人でごった返していた。
ドロイド君のでっかいぬいぐるみは買おうかと思ったけど嵩張りそうなので買うのをやめた。
Tシャツの価格は15$(=日本円で約1800円)。そんなに高くはないのだが、手に取ってみるとやけに薄い。一度洗ったら着れなくなりそうな代物。
Youtubeグッズも広い売り場。勢力を伸ばしている。いまや子供の憧れる職業第1位のYoutuber。Googleにとっても、ユーザーにとっても大きな存在。
マグカップやタンブラーなどの食器から、衣料品や文房具まで、売られていた商品は多岐に渡る。
価格も衣類10$程度から、マグカップは12$、ボールペンなどに至っては1$くらいからのライナップでそんなに高く無い。
雑多な印象は、商品数は少ないけど高くて高品質なものだけを置いていたappleストアとは真逆。
(クパチーノのapple campusのレビューは機会があったら改めて書きたい)
「洗練した本当に良いプロダクトだけを、少数精鋭で」というappleと、
「みんなが使いやすいものをみんなでまずつくって、使いながら少しずつ洗練させていく」というGoogle。オフィシャルストアはそんな双方の企業イメージを反映しているようだった。
ちなみに僕はずっとPCはmac、スマートフォンはiphone、でも使っているソフトは断然Googleというスーパーハイブリッド型?である。
appleはプロダクトはいいけど、ソフトがどんどん使いにくくなっている印象がある。地図アプリでappleが独自ソースに走り、ユーザーが激減したのは顕著な出来事だったと思う。
反対にプロダクトはそうでもないけど、Google系ソフトの使い勝手はどんどん良くなる。
総じて企業イメージは、断然Googleの方が好き。