下北沢路地裏エアポート

Shimokitazawa Backstreet Airport

【シンガポール】世界情勢を鑑みて

この数週間に激変した世界の状況。
3月に業務と休暇で訪れた5カ国は、今では訪問も難しい。
月初にシンガポールで会った在住の友人は「日本に帰ろうと思ってたけど、帰ったら再度入国できる見込みがない」とのことで、3月末東京での再会はキャンセルになった。
ようやく仕事の山場に一区切りがつき、振り返る余裕ができたものの来月の仕事の予定再編が相次いでいる。
行く予定だった場所は変わり大きく空いたスケジュール。ここしばらく多忙すぎたのでちょうどいいと言えばちょうどいいのだが、欧州のように外出禁止が徹底されればまた状況が変わってくる。
しばらくは様子を見た方が良さそうである。

現状とのギャップ

本当は搭乗記を書こうと思って用意していたのだけれど、あまりに情勢にフィットしていないのでやめることにした。
目新しいネタになるとやはり航空会社の窮困だが、それも目まぐるしく変わっていくので追いつかない。
自分の体験と絡めるとNZに渡航した際に利用したCXが90%以上の便をキャンセルし、僕が利用したNRT-HKG-AKLのルートも今は飛べない。
また今月フランスに行く際に使ったEYのNRT-AUH-CDGも既に繋がっていない。
分断されていく世界。今後どうなるのか。また自分の場合は業務にも影響があるので注視しなければならない。

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キャセイパシフィック A350

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エティハド B787

共に成田から出発した、互いに違う最新鋭機材が印象的だった2つのエアラインのフライトについてはまた改めて振り返る機会を作ろうと思っている。

混沌の前のシンガポール

月初に訪れたシンガポール、この時はまだ出入国もわりとゆるかった。外出も店舗の営業も自由。ただし株価が歴史的な暴落をした日だったので忘れない。そしてそれをネタに新たな友人ができたのも忘れられない日。
彼とはあの日からずっと投資や各々の国の情報を交換し合っている。そんな理由からも渡航規制の再開を待っている。

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ラッフルズホテル ブティック

この時訪れたシンガポールのシンボル、ラッフルズホテルのブティック。長らく改装中だったのがリニューアルオープンしていた。

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ラッフルズティー

綺麗になったブティックに、パッケージがリニューアルされた紅茶。
色々な国で紅茶を買っているのだが、ラッフルズの紅茶は香りがすごく良い。シンガポールの紅茶としてはTWGが有名だが、僕はこっちの方が好き。ただし値段がそこそこするので免税手続きをお勧めしたい。店員さんもわかっているのか、言わなくても聞いてくれる。

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シンガポールスリングティー

ラッフルズといえば。
お土産用に購入した。グレナデンシロップを使ったカクテルの「シンガポールスリング」に寄せようとしたのか、味は少し甘め。

シンガポールの現状

呑気にお土産の情報を記載していたが、シンガポールの状況は厳しくなる。
現地の友人からは「感染者数はこれから急激に伸びていっている」という情報や、外出に際し政府からのメールに位置情報付きで返信しないと罪に問われる、などかなり厳しい方向に向かっていっている。
またネットにはこんな記事も。

1m以内に立っていたら牢屋行き。
もしくは80万円程度の罰金。
さすがシンガポール