【飛行機】伊丹空港でA380発見
大阪出張の際、大阪伊丹空港の売店で見つけたこのキーホルダー。
機体のボディを使って作ったキーホルダー。国内空港になって久しい伊丹空港に映えるKLMのB747、Air CANADAのB767など国際色豊かなラインナップ。いろんな機種があったのだが一つ気になるものがあった。
エアバスの超大型機A380の機体ボディを使用したキーホルダー。
2008年製のA380が、わずか10年後の2018年に解体されてキーホルダーに。
シンガポール航空で使われていた機体。
伊丹空港で見るのも皮肉な感じがしたのだが、昨今の大型機冷遇を見越したかのような製品は時代の流れを強く感じた。
同時期に開発されたボーイングのB787はまだキーホルダーになっているのは見たことがない。コロナパンデミックの中で利益を叩き出すには低燃費機材の存在が有効な証拠だろう。
個人的に一番好きな機材はB737。小型機材は不況に強い。飛ばなくなることはまずあり得ない機材。
伊丹空港もリニューアルが行われてターミナル内は洗練されている。売られていたお店はこちら。
新しくなった空港グッズ売店SORAMISE。立ち寄るだけでも楽しめる。
感染拡大防止のため、マスクはお忘れなく!
【飛行機】遠くヨーロッパ ルクセンブルグを思う
社会的にも個人的にも様々な事があった昨今、すっかり更新が遅くなってしまった‥
季節は秋に変わり風がひんやり感じることも多くなってきた。
実は10月は一番好きな月で、陰影を増していく都会は鮮やかさが際立ってくる様な気がする。
「10月。東京が、一番東京らしく見える季節。」
これはかなり前に読んだ小説の一説。上京して2年目くらいに読んだ本だったと思うのだけれど、その時感じていた東京の鮮やかさと気分にフィットして、すごく気に入り今でも覚えている。
肝心の誰が書いた小説の、どの部分だったか完全に忘れてしまっているのが申し訳ないのだが、本のプロフェッショナルとして名高い友人達に秋がくる度この話をしているのでいつかわかるのではないかと期待している。
山の様な本の中からたった一節を探すという宝探しみたいな話だが、もしわかった時はまた共有させてもらえればと考えている。
GoToトラベルには乗りましたか?
政府主導のGoToトラベルキャンペーンで国内の移動についてはだいぶ緩和された印象がある。僕もその流れに乗っている一員ではあるのだが、まだ仕事以外の移動でその恩恵に預かったことはない。
キャンペーンの最中にそういう機会があればいいのだが。
今回はそんなキャンペーンとは関係ない、欧州貨物航空会社の話。
カーゴルックス
ルクセンブルグはベルギー・フランス国境にあるヨーロッパの小国。簡単に言ってしまえば富裕層の国。(世界のトンネルとも言う)
ベルギー・オランダ(ネザーランド)、ルクセンブルグの3国合わせてベネルクスと言う呼ばれ方もする。
日本からだとアクセスも難しいし、直行便も飛んでいない。
かと思いきや実は飛んでいる。
ただし、貨物の話。
写真を撮ったのは北陸・金沢の玄関口 小松空港。
仕事で行った先で、なんかでデカイ飛行機いるなあと思ったらこやつが降りてきた。
背景の山々とあいまって迫力がある。
使用機材 B747-8は今や貴重な4発エンジン機。コロナパンデミックの影響で各社が維持断念した高コスト体質の飛行機でもあるが、世界的に旺盛な需要がある貨物航空においては追い風。
調べたところ、北陸の精密機器を欧州に運ぶ需要があるためカーゴルクスが小松に就航しているらしい。また以前は福岡空港に就航していたのだが、関東圏での需要を取り込み、かつ滑走路長が取れるという経緯で福岡から小松へ就航地変更となったようだ。
ルクセンブルグってどんな国?
じゃあどんな国なんだと思う方も多いでしょうが、実は僕は行った事がないので実体験を記すことはできない。
ただルクセンブルグに短期留学していた友人が、とても明るくその時の体験を話してくれるので勝手に親しみをもっている。いつか自分でも行ってみたいと思う国の1つではある。
彼の話によると、とても富裕層が多い国だそうだ。実際その短期留学はエクゼグティブ向けのビジネススクールのような形態をとっており、そこで得た人脈や友情は大きくその後の仕事に寄与しているとの事。
また意外だったのが、内陸国なのに非常に美味しいシーフードが食べられるとの事。それはひとえに世界中に繋がる貨物航空ネットワークを持っているから。
もしかしたら、日本海の寒鰤がルクセンブルグの食卓に並んでいるのかもしれない。
wikipediaを見てみたら、ルクセンブルグの国の標語が興味深かった。
国境が頻繁に押し引きされていたヨーロッパ。小国であっても独立を保つ国の強さの秘密があるはずだ。その思いがこの標語に現れている。
ja.wikipedia.orgご興味のある方は覗いてみてください。
【沖縄】ちゅら海の防人カレー
雑誌のカレー特集を読み急激にカレーが食べたくなった昨晩、
そういえば‥と思って引っ張り出してきたのがこの沖縄土産のレトルトカレー。
ちょっと前に仕事で沖縄に行った際、那覇空港で買ったお土産。
レトルトのカレーはそんな好きではないのだけれど、写真のこのボリュームと味付けの妙に惹かれて種類違いで買ってしまった。
白い方が白味噌ベースの沖縄風豚汁(いなむどうち)風味。
黒い方が沖縄そば風味のソーキ入り。
確か1つ¥500前後。レトルトカレーにしては良い値段だったと思う。
自衛隊那覇航空基地監修のレシピ
レシピは自衛隊のオリジナル。特に船乗りは海の上で何日も過ごすと曜日感覚がなくなるため、何曜日にカレーを出すと決め味覚を使い曜日感覚を保っていた、と聞いたことがある。*1船乗りを飽きさせない。そして有数の楽しみでもあった食事を彩るために歴史と経緯の中で練り出されたのであろう、渾身のレシピ。
白い方のパッケージは海上自衛隊の夏服がモチーフ。
黒い方が第一弾の商品だったようだ。
那覇航空基地隊の料理長(給養員長)が編み出した秘伝のレシピ。
総合プロデュースは第5航空群。どんなことをしている部隊なのかは不明だが、日本の国防を担っている部隊なのは間違いない。食を通じて、かもしれないが。
パッケージに記載されているのは那覇基地所属の航空機 ロッキードP-3C哨戒機。
食べてみた
実際食べてみた。2種類あったので分け合って両方食べ比べられるようにした。
半分ずつなのだが、お分かりいただけるだろうか、このボリューム。
入っている肉(ソーキと三枚肉)がレトルトの域を超えている。歯応えもあっておいしい。
そしてなにより出汁?というか味のベースがカツオだしなどの和風風味なので、なんとも言えないコクがあってとんでもなくおいしい。
洋風のカレーにはない味の深みがあるのだが、決してカレーとしての期待を裏切らない。
ちなみに辛さは控えめで、ほぼ辛味はない。
那覇空港に次行く機会があったら、僕は迷いなく買うだろうと思う。
観光で成り立つ沖縄はCovidの感染拡大と背中合わせで非常に難しい舵取りを迫られているが、海外に行きにくい今、本州に住む日本人にとって沖縄の魅力は上がっている。
もし皆さんも機会に恵まれたら、このカレー試してみてください。
*1:嘘か本当かはわからないので、お近くに船乗りの方がいたら聞いてみてください。
【ニセコ】リッツ・カールトン&パーク・ハイアットが揃い踏み
マリオット系列の最高級ホテル、リッツ・カールトンがニセコに開業することが決まった。
travel.watch.impress.co.jp関係者からこの話をニセコで初めて聞いたのは5年ほど前。
リッツが出来る意味の大きさ。インバウンド熱が沸騰する前夜に聞いた興奮を今でも思い出せる。
その予想に違わぬ発展を遂げてきたニセコもコロナパンデミックの影響をもろに受けている地域の1つである。
www.hokkaido-np.co.jp報道を見ると強気な予想も垣間見えるが、どうなるのかは全く見通せない。
昨今はゲレンデのキャパシティを超えるくらいの混み方をしていたので、少し落ち着くくらいでちょうど良いと個人的には思っている。外国のリゾートはゲレンデで滑る以外にも、様々なアクティビティが充実していて滞在そのものが楽しめる。
日本のリゾート開発にかけていた視点が、ニセコを筆頭に少しずつ浸透していけば良いなと考えているのだが、この状況が吉と出るか凶と出るか今後の動向に注目せざるを得ない。
既に開業済みのハイアット
今シーズンにオープンしていたのがハイアット系列のパーク・ハイアット。
hotelbank.jpパークハイアットの開業はニセコの人の流れを大きく変える‥はずだったのだがインバウンドの消失でこちらも見通し立たず。
ただ100室を超える大型キャパシティと充実した設備、アクセスの良さを考えれば花園ゲレンデに人が溢れかえることが目に見える。
ゲレンデの拡張計画もあると聞くが、どうなっていくのかこちらも注目している。
【飛行機】ルフトハンザ A320部分オーナー制度かと思いきや‥
You can now own part of a Lufthansa A320
Simple flyingを見ていたところ、欧州の雄ルフトハンザが苦境のなか斬新なサービスを始めたか?と思いきやなんて事ない、退役機のパーツを使ってグッズ作りましたってやつでした。
機体各部からいろんなものを作ったみたい。
日本でも売ってるのを見かけるキーホルダー。機体表面の金属を使用。シリアルナンバー入り。
翼の先のwingletを使用したコーヒーテーブル。
平らなのか‥?コーヒーこぼれないか??
機体ドアを使用したカウンターテーブル。
ハドソン川に突っ込んでも大丈夫なくらい、間違いなく強度はピカイチ、のはず。
You can own part of a aircraftならば
飛行機の部分オーナー制度、諸外国では結構進んでいて自分の飛行機を持っている人も意外と多い。日本はその市場も業界も狭いため全く広がっていないが、世界がボーダーレスになるにつれ浸透していくと予想している。
日本での先駆者が彼らOpensky社。www.opensky.jp関係者に友人が多数いるため宣伝みたいになってしまうのだが、日本の空の可能性を広げるのは彼らのような存在だ。
HPにも記載があるが、不動産のように航空機も区分所有をする事で大きく門戸が広がる。
*1
伝で先日僕も小型飛行機の部分所有オファーをもらった。投資額はそんな大きくないけれど、部分的に飛行機のオーナーになることができる。この小型機は普段なかなかできない空を飛ぶ面白さを体験できる。高いところ好きにはなおさら良い。飛ぶ事で世界の見方が大きく変わる。
今自分が歩いている地上を、空から同じ場所を見る事で立体的に捉えられるようになるのだ。
これは友人所有の小型飛行機。
クルージングの要領で空を飛ぶ。
イマイチ乗り切れないGo to Travelキャンペーンにあやかった、仲間との夏のひと時。
アートの島・直島。
島の施設を主宰するベネッセコーポレーションの福武總一郎氏も空の男で、直島まではしょっちゅうヘリで乗り付けているらしい。
空から見る寛永通宝。金運が良くなる!とみんなで言っていた。
いつか見上げていた空を飛ぶ。
空からゆかりのある場所を見ると、その時の自分がうっすらと透けて見える気がする。
【パリ】パリ子午線とアラゴのメダル
フランスが世界の中心だった頃がある。
時間軸の話なのだが、現在英国グリニッジを通る本初子午線(経度0度=GMT・世界標準時の基準線)は、今から100年以上前にはフランス・パリを通っていた。
それがパリ子午線。
wikipediaの説明が秀逸なのでもはやこれ読んでもらったら十分なのだが、ページ下部に記載のある「アラゴのメダル」は実はあまり知られていない。
日本語での説明が貧弱なのもあり詳しく知るには英語ページなどで情報を補足する必要があった。
アラゴのメダル
アラゴのメダルとは、フランスの天文学者フランソワ・アラゴの功績に因んでパリ市内に設置された記念のメダル。アラゴはパリ経度をより高い精度で再計算した。その軌跡を今でも見ることができる。
街路にひっそりと、だがしっかりと主張しているARAGOの文字。上下に描かれたNとSはそれぞれ北と南の方角を示す。
実はこのメダルが市内に135個も埋められている。
もちろんメダルの場所はパリ子午線に沿って南北一直線になっているのだが、そんなこと調べるまで知らなかった。
アラゴのメダルの場所
見所の多いパリのガイドブックに、こんなマイナー情報は大概書かれていない。
僕も聖杯伝説に興味を持たなければこれからもアラゴのメダルなど気づかず街を闊歩し続けたと思う。
ご丁寧にひとつひとつのメダルがどこにあるのか、緯度経度と解説付きで示してくれたHPがあるのでご紹介したい。
このページの力を借りgoogle mapsに緯度軽度をプロットしてみると、見事に線が浮かび上がってきた。
パリ中心部の地図を切り取ったものだが、青いフラッグがアラゴのメダルの場所。
セーヌ川を挟んで両岸にある。
僕は左岸Mabillon駅のあたりから、Pont des Artsを渡って右岸のルーブル美術館近辺まで地図を見ながら歩いた。
川沿いにひっそりと主張するパリ子午線の痕跡。
右岸に渡りルーブル美術館の敷地内。
同じ敷地内にある、また別のメダル。
ルーブル美術館のナポレオン広場内だけでいくつも発見した。美術館は閉まっていたのだが建物内にも多くあるらしい。
リシュリー翼とデノン翼にそれぞれかかるように、パリ子午線のラインは通っている。解説図を見ると両翼の中にも幾つかメダルが配置されていることがわかる。
パリ子午線を地図上に引くとこんな感じになるらしい。
この線はダヴィンチ・コードの中でも非常に重要な役割をした。
映画版のストーリー中では、全ての事件が解決しパリに戻ってきた主人公ラングドンがこのメダルを見つけるため街に繰り出すシーンでエンディングを迎える。
作中に出てくるサンシュルピス教会は若干このラインから外れているようなのだが、
何百年も前に多少精度のズレがあったとしても仕方がない。
サンシュルピス教会と聖杯が眠るローズラインの秘密については、ご興味があれば過去記事にて覗いていただきたい。
shimokita-bsap.hatenablog.com
パリは奥深い。世界の中心だった線がひっそりと、でも誇らしくいまだに目に見えるようになっている。視点を変えこの街を歩くと、時空を超えて全く違う世界とつながっていくような錯覚を覚える。
旅の醍醐味とはこういうことなんだと思う。
(仕事で行ったというのはここでは忘れておくことに‥)
【 フランス 】スキーリゾートの返金対応に見るお国柄
3月にパリ駐在の友人とフレンチアルプスのLes 3 Vallées(トロワ・バレー)へスノーボードに行っていたのだが、あろうことかゲレンデ滞在最終日にフランス全土のロックダウン開始に当たり、最終日は滑ることなくそそくさとパリへ帰ることになった。
この日はホテルで朝食をとり、荷造りをすべて終え滑るだけの状態でチェックアウトしようとした時に、フロントで「今日からリゾートは全てクローズらしいよ!」と言われた。
僕も友人もウェア姿。ゴーグルも頭につけ今にも滑り出しそうな格好でキョトンとしてしまったことを今でも思い出せる。
すぐにレンタルのボードを返却し返金を受け取り、リフト券も返金しようと向かったところ上の写真のような状態だった。
スタッフに話しかけると、全てwebで対応するからと小さな紙を渡された。返金対応するためのURLが書かれた紙だった。
フランス語と英語が書かれている。
webサイトに飛んでいろいろ入力したのだが、クレジットのアカウントでエラーが出てしまったようで、サービスクライアントからメールが来た。
IBANというのは欧州規格の銀行口座番号。送金できる銀行口座を教えて欲しいとのことだった。
ja.wikipedia.org僕は欧州規格の口座は持っていないので、国際送金可能な銀行口座で良いか聞いて了承を得た。
だが調べれば調べるほど日本の銀行の海外送受金手数料が半端じゃなく高いことを知り、結局香港にある銀行口座番号を伝えた。日本の銀行よりも手数料がだいぶマシだった。
そして後日、それでも跳ね返って返ってきたのでどうしようか?というメールが来た。
このフォームに記入してくれとのこと。
クレジットカード口座経由で、もう一度返金をトライしてくれるらしい。
英語があるので難しくはない。最後のFait le:は記入した日付。
これを記入して送付後、すぐにメールが来てクレジットアカウントを見ると返金が完了していた。スキーリゾートを離れて3ヶ月後の事。
驚くべき根気強さ
返金されたのは3日券の最終日1日分、62ユーロだった。3日券で180ユーロぐらいだったのでちゃんと返金されている。(リボ払いは年会費削減対策)*1
驚いたのはその丁寧さというか、辛抱強さだった。返金を待つ僕の方は半ば諦めていた。
やっぱり欧州内の口座じゃないと面倒なんだろうな‥パリに住んでる友人のとこに振り込んでもらおうかな、、、などと考えていたのだが、丁寧に何度も連絡をくれて、結果返金してくれた。
この辺りの感覚がフランス人特有。義務と権利に対して、非常に厳格に対応する。
使っていないのだから、返金するのは彼らからしたら当たり前なのだろう。
翻って日本はけっこうこういうところが曖昧なケースが多いと思う。
仕事として対応するには大変な部分もある。
世界で一番めんどくさいのはフランス人だとよく言われるし、権利の主張が激しいのは、世界一ストライキを頻発する航空会社がエールフランスであることを例にとればわかりやすい。
けれどメリハリがきいているというか、彼らにとっては当たり前なのだろうが、曖昧さが蔓延する日本人の僕にとってはとても新鮮な出来事だった。
季節外れの雪山ネタ
もう雪降る時期ではないし、記事にするのは季節感を無視するようなのだが、返金対応してくれたし、せっかくの機会なので今年滑ってきたフランスのスキーリゾート「Les 3 Vallay」を少しご紹介したい。
www.les3vallees.com場所はこの辺り。南フランス、スイスとイタリアの国境付近。
パリからは車で6時間くらいかかった。昔冬季オリンピックを行ったアルベールビルの近くと言えばわかる方もいるかもしれない。
スキー場の表記がgooglemapsに出てこないので、板をレンタルしたお店を中心にした。
大都市だとリヨン(フランス )、ジュネーブ(スイス)、トリノ(イタリア)辺りになる。*2
”les 3 valley=3つの谷”という意味の名の通り、谷3つに跨った広大なゲレンデ。
世界でも5本の指に入る大きさのゲレンデらしい。
至る所でアルプス山脈を望める絶景。
3000m前後と標高が高く、森林限界より上なため木が無い。
岩場でなければこの景色全ての場所を滑走することができる。
またお気づきかもしれないが雲が下にある。
このゲレンデの優れているところは面倒なアクセスリフト(登り坂を越える無意味な連絡リフト)がなく、ほぼ全ての場所へ滑ってアクセスできる事だ。
結果朝食後、夕食まで口にしたのはチョコレートバーと水だけで、あとはずっと滑ってるという修行僧のようなストイックな経験をすることになった。
専用アプリで走行履歴を見ると縦横無尽に山谷を駆け抜けたことが見て取れる。
1日に66kmも滑ったのは初めてだった。
足はガクガクだったが、夕食はとても美味しかった。
現地サボワ地方の郷土料理。チーズが美味しい。
この日滑ってきた雪山を見ながら、ゆっくりと時間を過ごした。
ゲレンデサイドのレストランは山小屋の佇まいだった。