下北沢路地裏エアポート

Shimokitazawa Backstreet Airport

【旅行】スクリーン ニューディールとマイクロツーリズム

ニューヨークでは「Screen New Deal」という言葉が流行し始めているらしい。

www.wnycstudios.orgアメリカでかつて行われた「ニューディール政策」は、公共事業を推し進めることで経済を回復させる大掛かりな手法。
功を奏したのもあってか、ことあるたびに「ニューディール」という言葉が使用され
昨今では地球温暖化に対した「グリーン ニューディール」なんていう施策が話題を呼んでいた時期もあった。

スクリーンニューディールとは

コロナ禍で在宅勤務や、オンラインでのエンターテイメントが見直され始めている。
実際僕もその恩恵を受けているが、本当に便利で色々できる。
だから教育や医療診察やジムでの運動(この記事では講師付きのスタジオレッスンのようなものを指すと思われる)も、オンラインでやろうよ。
そのための投資を進めようというのが、スクリーンニューディールと呼ばれはじめている。

そんなんでいいわけない

わからんでもないが‥アメリカはこういう思いつきに対していつも極端に反応する。
教育は全部スクリーン上でいい!なんて息巻いているが、
そんなんで良いわけがない。
若手独立数学者の森田真生さんがツイッターでこんな表現をされていた。


「教室」で「人間」の話だけを聞くという特殊な環境


この表現が秀逸なのだが、人は人間以外の自然、例えるなら植物や動物、昆虫や風や水や土などからも、五感をフル活用して学んでいるものがあると思う。

感覚は人間以外のさまざまな物から鍛えられ そこで培った”触覚”が世界を探求していくためのセンサーになりエネルギーになると思うのだが、
スクリーン越しの教育は決定的にその感覚が欠落したままの学びになってしまう。

豊かな感覚が生身の体験からしか得られないのはおそらく全員がわかっている。
教育に際しても、体験を伴う知識と紙面上の知識では定着度が全く違う。
それを差っ引いた上でどうスクリーンと、そして新しい生活と向き合うかがこれからのポイントになるのだと思う。

近所の魅力を体験する マイクロツーリズム

観光業界はコロナ禍で影響をもっとも受けている業界のひとつだが、
代表格でもある星野リゾートの星野社長の発信していたご意見は参考に値すると感じた。
それがマイクロツーリズムという考え方。

www.tv-tokyo.co.jp今までのような大規模な移動や旅行は無理でも、感染拡大懸念のない近場の魅力を発見する旅に出ようという提案。
今まで見落としていたような近所にも面白いところがたくさんあり、それを見つけることで場所の移動は小さくても”旅”になるという推進だ。
なにより地元とそこに住む人々が活性化するのがマイクロツーリズムのポイントであり、ひいてはそれにより観光産業がもう一段タフになることが期待できる。
なにも体験は遠くに行かないとできないものではない。近場でもそこ行かなければ得られないような価値があれば、それは体験として貴重な意味を持ってくる。

全日本小物釣り代表 mamamaさんの「マイクロアドベンチャす」

そこで最後にご紹介したいのはこの動画。
じわじわとファンを増やしているクリエイターのmamamaさん。
マイクロアドベンチャす」というyoutubeチャンネルを運営中。
どんな動画かというと、近所のなんでもないような川や池にスクーターを走らせていって、そこで適当に竿と糸を垂らしなにかを釣る、という癒し系の釣りチャンネル。


その辺の川で魚釣り 玉ウキ

のんびりした音楽とテンポのいい映像で飽きずに見てしまう。
専門的な知識や技術のいる釣りをしている訳ではないし、池や用水路などどこにでもあるような場所で釣れるので、とても身近に感じられる仕上がりになっている。
また昨年の夏の動画だが、ロブスターレストランの広告を見て食べたくなったが、お金がないので似たような味のザリガニを釣って自分で茹でて食べる動画も最高だった。

自分にもできそうな気がしてきて、僕も最近釣具屋で竿を買った。
道具代はしめて¥1,200。
スクリーンニューディールで大規模な投資をして新型タブレットを買わなくても、
たった¥1,000ちょっとで作れる日常の冒険の方が得るものが大きい。

zoomで打ち合わせしても目が疲れるし、画面越しの会話にも飽きてきた。
スクリーンニューディールが日本に広がりだしても、僕は体験を重視するマイクロツーリズムから始めたいと思う。

【飛行機】A380のゆくえ

COVID19の影響は固定費が大きいほど日々大きなダメージを刻む。
損益分岐点の高い事業を持ち、経済封鎖や自粛の影響を受けやすいような業界は今後厳しい現実に直面する。
航空業界に限って言えば、大きな飛行機ほど影響がデカい。
当然一番大きい影響を受けるのは一番大きい飛行機 = エアバスA380
最大800人(all economyの場合)が乗れる空飛ぶホテル。
静かで快適で、結構好きだったんだが‥今後の行く末は厳しそう。

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A380 phase out

A380最大のユーザだったUAEエミレーツ航空が「A380はもう不要」と発表した。

www.executivetraveller.com
そもそも燃油代が高騰し、低燃費、小型化かつ飛行頻度が求められる中でこんな大型機の需要があるのかという議論は企画段階からあった。
同時期に新型機開発をしていたボーイングは、中型で燃費の良いB787を計画。
対照的に、総2階建4発エンジン機で超大型豪華路線に走ったエアバスA380
2大航空機メーカーのこの対比は非常に面白く、いち航空ファンとして注目しながら経過を見守っていた。
しかし現在世界中の空港に所狭しと大小の飛行機が並ぶ光景を見てしまうと、当分大型機の出番はないと感じてしまう。

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5月 羽田空港の駐機場
それでも魅力的なA380

超大型機だけに制限や問題も多いが、ペイできるのであればやっぱり魅力も大きい。
エアバスシリーズの中で唯一専用アプリを作るほど、メーカーの力の入れ具合も違う。

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エアバスA380 アプリ

他の飛行機ではできない体験があるという自信の現れだったのだろうか。
アプリを開くとChoose、Fly、Loveというタイトルで「新しいA380の魅力を発見しましょう」という導入。

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エアバスA380 アプリ

位置情報を連動させると、自位置から乗れるA380の路線と航空会社が表示できる。
例えば東京からの場合、ドバイへ飛ぶエミレーツ航空。12時間の飛行時間。

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A380 エミレーツ

パリへ行くエールフランス。(今は上海経由のみなんでしょうか?)飛行時間13時間。

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A380 エールフランス

我らがフライングホヌー。ANAのホノルル行き。飛行時間は7時間。

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A380 ANA

ウミガメの可愛らしいデザインを施し、鳴り物入りA380を導入したANA
今は成田の駐機場に仲良く2機(2匹)並んで駐められているらしい。
3機目の導入が3月に行われる予定だったが、メーカーに受領ストップを要請しているとの報道があった。
3匹仲良く太平洋を渡ってほしいものだが、こればかりは先が読めない。

A380クラブ

A380を飛ばすのは航空会社としても誇りであり、ステータスでもあるようで、エアバスのHPには以前A380クラブなんていう表記があったりした。(今は無いようだ)

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A380クラブメンバー

もちろんそれだけの財務基盤とネットワークや営業力、整備力も含めた運航能力などを兼ね備えていなければ飛ばせない飛行機なのだからステータスなのも分かる気がする。
2020年5月現在でHPに記載がある航空会社は上記15社。
タイ航空も経営破綻が報道されていたし、上記の通りエミレーツエールフランスA380を手放すと報じられた。
この15社からどのようにメンバーが変わるのか。またはA380に今後も乗り続けることができるのか、継続して見守っていきたいと思う。

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A380 2階席へ続くボーディングブリッジ

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A380 エティハド航空

3月に乗ったエティハド航空A380。ロンドンの街並みが大きな機体に描かれた特殊ペインティング機材。
一番大きな絵を描けるのも、一番大きなこの飛行機。
でっかい機体で、これからも多くの夢を運んでほしいと切に願っている。

【ベルギー】ベルギービールの週末

ベルギービールウィークエンドが延期だそうです。
こんな魅力的なイベントが延期とは、にっくきCOVID‥

home.belgianbeerweekend.j6月日比谷、9月に六本木での開催が計画されているようなのでそれまでには収束していてほしい。
イベント中止とは言え、通販などでのビールの購入は可能。
またイベント限定のビールグラスはすでに売り切れてしまう程の人気。デザインもかっこいいので1つ欲しい。

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ベルギービールウィークエンド 限定グラス

ベルギービールはとにかく種類が豊富。
ボトル、グラスの色や形もカラフルで個性的。選ぶのが楽しいお酒。
奇しくもこの1年、ヨーロッパの中でもベルギーは何度も足を運ぶことになり縁深くなった土地でもある。
当然ビールにも親しむ事になりたくさん飲んだので、写真の整理がてらご紹介したい。

ベルギー北部 ブルージュのBrugse zot

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ベルギービール Brugse zot

ブルージュに行った時に飲んだ地ビール Brugse zot。
ピエロがトレードマーク。醸造所もブルージュ市内にある。
お土産用のビールも買える。カンのケースに入っているので持ち帰りにも便利。

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ベルギービール Brugse zot

https://www.brugsezot.be/en/home 

チェリー味のKriek Max

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ベルギービール チェリー味のKriek Max

フレーバードビールの1つ。チェリー味のクリークマックス。
多分GENTのレストランで頼んだもの。
Kriek Max | Belgian Family Brewers

正統派ベルギービールのLeffe

いろんなお店で見かけるLeffe。ベルギービールの中で僕が一番好きなビール。
オーソドックスな深みのある味で飲みやすい。

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ベルギービール Leffe

これはサッカーを見に行ったシント=トロイデンの修道院のカフェで頼んだ時のもの。

種類が多いのでお土産として持ち帰るのもいい。
(瓶だとちょっと重い。缶入りがあるので自宅用は缶がおすすめ)

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ベルギービール Leffeボトル

山盛りのベーコンが写っているが、BLOND、BRUIN、TRIPLE、RITUELと4種類を日本に持ち帰り友人宅へ持って行った。
みんなで味の飲み比べをしたのだが、それぞれ好みが分かれて盛り上がった。
Leffeはチーズも販売している。

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ベルギービール Leffeのチーズ

コクがあるチーズはLeffeビールに良く合う味に。

Leffe | Leffe, Brewed by centuries.

ゲントのビール GRUUT

ベルギー第3の都市 ゲントの地ビールGRUUT。

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ベルギービール Gentse Gruut

フルート型のグラス。色味は5種類あるらしい。これもGENTのレストランで飲んだ。

Brouwerij Gruut

トラピストビール Westmalle

アントワープ郊外にあるトラピストビールのウェストマール 。
製法、販売法などが厳格に定められているトラピスト。

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ベルギービール Westmalle

先の記事で触れたが、ベルギービールの中でも選ばれた醸造所だけが「トラピスト」の名を使用できる。

shimokita-bsap.hatenablog.comウェストマールは”死ぬ前にもう一度だけ飲みたいビール”とも言われるらしい。

www.trappistwestmalle.be

修道女が秘密にしたビール LUTGARDE

最後はラベルが可愛いラットガード。
修道院で作られることが多いベルギービール
あまりに美味しいので修道院の外には秘密よ、という意味で修道女が「しぃーーーー!」ってやってるらしい。

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ベルギービール LUTGARDE

3種類ある。味は典型的なベルギービール

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ベルギービール LUTGARDE

面白いデザインとそのエピソードを説明しながら手渡すとウケがいいので、お土産に何度も買って持ち帰ってきた。

www.lutgarde.eu

ベルギービールに合うムール貝

付け合わせに食べるにはやっぱりムール貝
ベルギー全土で食べられるが、首都ブリュッセルで食べたものよりブルージュの方が美味しかった。
海が近いのもあると思う。一粒が大きい。

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ブルージュムール貝 ベルギー

なんだが写真の整理をしていただけでお腹がすいてきた‥
早く外で飲めるようになるといいなぁ

【ミュンヘン】SKYTRAX欧州首位のミュンヘン空港

SKYTRAX空港ランキングで、欧州首位はドイツのミュンヘン空港と発表された。

flyteam.jp欧州とstar allianceを引っ張るルフトハンザの第2ハブ。フランクフルトほどの規模はないけれど、機能的な作りで快適な空港。
SKYTRAXのランキングも金で買えたり案外いい加減だが、この発表に関しては納得。
もう一年ほど前にはなるが、立て続けに3回くらいミュンヘンに飛んだことがあったので記憶と写真を整理してみた。
日本からはLufthansaが羽田と関空ANAが羽田からそれぞれ便を飛ばしている

朝ごはんを食べたカフェ

開放的で明るいミュンヘン空港のカフェ。
いろんな空港で朝食やコーヒーを飲んだが、このカフェはかなり上位に入る。

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ミュンヘン空港

椅子がブランコ式。足を浮かせるとリフトのように揺れる。
ミュンヘンのあるバイエルン州はアルプスの麓なので、山の道具やスキーなどのツールをうまく使ったレイアウトになっている。

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ミュンヘン空港

そういえばこの時同行する予定だった同僚と仕事の間日にスキーへ行く計画をしていたのだが、直前でメンバーが入れ替わってしまい実現できなかった。
再訪の機会があれば良いのだがこういう状況ではいつになるかわからない。
よく覚えてないが、たぶんスキーに行きたかった気持ちでこの写真を撮ったんだと思う。

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ミュンヘン空港

ゲレンデにあるべきテレキャビン。どこかのスキー場で不要になったものだろうか。
テーブルがつけられダイニングとして再利用。
アルプスの雪山から離れるのが名残惜しくなった人々は、この席を使うべきだ。

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ミュンヘン空港
みんな大好きLufthansaRimowa

空港内にはLufthansa World Shopもあり、ドイツ製の丈夫なトラベルグッズが手に入る。ここでしか買えないRimowaLufthansaのコラボスーツケースも人気。

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ミュンヘン空港 ルフトハンザショップ

この時は友人に2輪式の機内持ち込みサイズのトランクを頼まれていたのだが、お店に行ったら生産が中止されたらしく手に入らなかった。
置いてあったのは全て4輪式。

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ミュンヘン空港 ルフトハンザショップ RIMOWA

ルフトハンザのロゴマークが入っていると、マイラー航空ファンの中では価値が跳ね上がる代物。
為替にもよるが帰国前にここで買い、免税手続きをすれば大きなスーツケースでも¥50,000程度。
転売サイトで倍近い値で取引されているのを見ると驚愕してしまう。

RIMOWAは経営がLVMH(ルイヴィトンなどを手掛けるグループ)に変わった。この時はデザインも一新された直後だったらしい。
個人的な意見だが僕はLVMHがあまり好きではなく、新しいデザインのRIMOWAも何だか敬遠したくなってしまった。
以前のデザインのスーツケースを持っているので、それを大切に使おうと思う。

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ミュンヘン空港

2つあるターミナル間をつなぐ吹き抜けの広場。
この飾りっ気なく簡素だけど、丈夫で機能をしっかり満たす風貌がドイツの気風そのもの。

ミュンヘンといえば

このビールをご紹介しなければミュンヘンは語れない。

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ミュンヘン ヴァイツェンビール

ヴァイツェンビール。日本では白ビールと紹介される。麦芽の味がしっかりあり、風味は少しフルーティーで飲みやすい。アルコール度数も強くないので量が飲める。
結果ドイツ帰りはかなり体重が増えるのだが、酒好きの同僚*1*2からは「5kg以内は誤差」という勇敢な一言をもらった。

ドイツの季節の風物詩

期間限定でしか食べられない、ドイツの数少ない季節の風物詩シュパーゲル(ホワイトアスパラ)。
春先のみしか収穫が許されないので、出回っている間だけ目一杯食べる。
マユネーズみたいななんとかソースというのをかける。

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ミュンヘン シュパーゲル

そして付け合わせはやっぱりジャガイモ。
ドイツではどこ行ってもイモがついてくる。まあ美味しいのでだいたい残さず食べてしまうのですが‥

*1:女子

*2:美人

【エアライン】航空需要とビジネスクラス

航空各社のGW実績が発表された。国内大手2社は国際線、国内線ともに昨年比95%減。
この自粛ムードの中では飛ぶ人もいない。なかでも国際線旅客が約9000人。GWに痛手であろう。
特に本邦航空会社の収益リズムは上期偏重型なので、GWと夏休みを直撃したら取り返せるのはクリスマスからの年末年始しかなくなる。
エアライン経営陣の深い悩みは想像に難くない。

各社の稼ぎ頭 ビジネスクラス

国際路線の稼ぎ頭はビジネスマンの乗るビジネスクラス
その需要回復が待たれるが、景気が悪くなるとまず出張を抑制するのが企業の定め。しばらく我慢の時が続きそうだ。
移動への見方が一変しそうな昨今だが、移動を提供する意味では行き先以外航空会社のバリューは全て同じ。
差別化はハードやソフト部分で、一番個性が出るのがビジネスクラスでもある。
なんとなくまとめようとしてほったらかしだったので、これを機会にまとめてみた。
シートを中心にした各社ビジネスクラスの比較。掲載するつもりで撮影してなかったので写真が雑なのはどうかご容赦を。

簡素だけど機能的なブリティッシュエアウェイズ

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British Airways

色味もシンプルなBA。機能的で使いやすい。

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British Airways

テーブルはもちろん、足置きがバタフライ式。

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British Airways

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British Airways

特筆すべきは足元のストレージ。スリッパや読み終わった雑誌など放り込んでおける。かゆいところに手が届く。

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British Airways

機材はB787だった。
機体全景を撮りたかったのだがボーディングブリッジに遮られた。

意外?快適なアエロフロート航空

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Aeroflot ロシア航空

続いてロシアのアエロフロート。シートはシェル型。横にはなれるがフルフラットではない。

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Aeroflot ロシア航空

足元は広々。

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Aeroflot ロシア航空

ストレージはシンプルだが物を入れるには十分使いやすい。
アエロフロートは様々噂?があるが、意外にも快適。
モスクワでの乗り継ぎやビザ取得の面倒さを除けば、ヨーロッパ方面行きへの選択肢としては悪くはない。
大圏航路で日本から近いのでフライトタイムが短い。そしてチケット代も大体安く済ませられる。(アエロフロートは他社の2割程度安いチケットが必ずマーケットに出てくる)
機材の写真も載せたかったのだが、探しても見つからなかった。銀色の悪役顔したA340

香港発世界の雄 キャセイパシフィック航空

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キャセイパシフィック航空

フルフラットになるセミ個室シート。

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キャセイパシフィック航空

コントローラーについてるミニスクリーン。メインのスクリーンと別表示が可能で、フライトinfoなどを表示させておくと到着時間などが常に確認できる便利ツール。

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キャセイパシフィック航空

足元にあるストレージ。物は色々入るのだが、シートをベッドにすると隠れてしまうのが難点。

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キャセイパシフィック航空

機材は最新鋭機のA350だった。

オイルマネーの威力 エティハド航空

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エティハド航空

産油国の豪華エアライン エティハド航空。色味がゴージャスな雰囲気。
テーブル上のデスクライトが無駄に色っぽい。

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エティハド航空

エティハド航空もミニスクリーンが充実している。
コントローラーに加え、縦型のスクリーンはライトの調光専用。

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エティハド航空

サイドテーブルの下がストレージになっているが、奥行きが浅く収納力はイマイチ。

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エティハド航空

機材はB787

成田ーアブダビ路線のこの機材はファーストクラスがない2クラス機材。

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エティハド航空

ちなみに総2階建のA380になると機体側面の物入れがある。

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エティハド航空

2階席側面は湾曲しているため、無駄なサイドスペースをストレージに生かした設計。
ナイトフライトだったのでライティングが眠い。実際ほとんど寝てしまった。

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エティハド航空

アブダビーヨーロッパを結ぶ超大型機材A380。ロンドンの絵が描かれている。
需要激減でこの大型機材は活躍の場が狭まっている。


以上4社並べてみたが、個性があって興味深い。
写真の整理が面倒で出せなかったエアラインもいくつかあるのだが、また折に触れてご紹介したい。
冒頭触れたが、やはり各社ビジネスクラスが一番差が出る。
今回はシートなどのハード面を中心にまとめたが、食事や飲み物などまた別の切り口で整理してみるのも面白いかもしれない。

昨今の需要減退で、稼ぎ頭のビジネスクラスも変節を迎えるかもしれない。
航空会社の曲がり角、どのように乗り越えそして進化していくのだろうか。
またそれを体験できるようになるのを、心待ちにしているのは僕だけではないはずだ。

【stay home】意志力など役に立たない

外出自粛がスタンダードとなりつつある。
zoomを使ったweb会議も複数こなし、意外といけるじゃん?となり、このまま海外出張などはなくなってしまうのかと勘ぐってしまう。

短縮とはいえお店の営業もOK、なにより外食がまだできるだけ欧州よりはマシなのだが、それは消費者サイドの話。事業者の苦労は想像に難くない。
パリでロックダウンに出くわしたが、頑固なフランス人があれだけ一斉に事業停止できた根底には”政府が保証をする”という見えないコンセンサスがあるからで、もし政府保証をしなかったら個人主義国のフランスは名実共に壊滅している。

日本は
”感染者は増やしたくない。けれど事業保証でお金も配りたくない。なので個々人の自主性にお任せしますが、みんなわかってるよね?”
という古くから日本にある集団意識に訴えかける対策しか打てない。
抜本的に対策を打とうにも、深掘りするとどこかの利権水脈に刺さってしまうため掘り進めない、という既存構造が邪魔をする。
IT大臣が頑なに拒否している”ハンコのIT化”なんてどうなることやら。
そもそもIT大臣がハンコ議連の会長ってどうなんだ??
ブレーキ踏みながらアクセル回してるような‥www.jiji.com
根っこにあるのは「財源不足」という根も葉もない理由なのだが、日銀が湯水のごとく株価と為替の下支えに動いているのを見るとなんだかなあと思ってしまう。
ともあれ、状況と流れの中で最善の手を打つしかないのが我々庶民。

意志力の限界

在宅勤務が長くなった人も多いと思うが僕もしかり。
出勤も含めた移動のない日々で、一番難しいと感じているのが日々のメリハリ。
海外などで長くホテルに滞在する際には朝食時や15時などに、無理やり外のカフェにでて区切りをつけたりしていた。
同じような毎日の繰り返しに飽きるのは人間の性で、人は環境という外部要因に大きな影響を受ける。
過ごす時間が長くなった自宅で、そんなことを学んだのはこの本。

FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略

FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略

 

意志力など役に立たない!という強烈な原題(Willpower Doesn't Work)。
どれだけ意志の力で頑張ろうと思っても、環境や流れがそうなっていなかったら意志など無力。
いままで意志が長続きしない自分を責めた方も多いかもしれないが(僕は適当に投げ出す方だ‥)それは仕方のないそうだ。自分を責める必要はない。

構造の方が強い 

引越しで7歳児の「識字能力」が上がった

上記は本文からの引用だが、住む場所や環境により識字率をはじめとする能力に大きく差が出るらしい。
環境与える影響は、子供には特に強い。

勤務者の場合、出勤することで仕事モードに入る。
家を出て駅に向かい電車に乗る。その儀式を経ることで切り替わり動くことができる。けれど在宅勤務が続くとその切り替えのスイッチを全て自分で入れなければいけない。
もともと不規則な勤務をしていた僕は、以前からそのスイッチの切り替えが苦手だった。
曜日の感覚も希薄だし、カレンダー通りという認識がなくなり1週間の境目が曖昧になる。
そこで編み出した工夫として、スプレッドシートで1週間の中でやるべき項目を記録してモチベーションにしていた。
具体例を挙げると運動だが、1年間365日の20%≒73日を目安に運動するため、週に1日以上、月で6回、年で73回を目指すように区切って管理している。

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運動管理シート

上記は僕の2019年の運動管理の履歴を切り取ったもの。
到達できそうでいかないくらいの年間ターゲットを決めて、それが見えるようにセルを組んで表示している。
ターゲットに向けて週間単位で期間を区切り記録していく。
水泳、ランニング、スキーやサーフィンも運動としてカウントし、計測できたら体重と高低の心拍数も記載する。
都合上隠した部分があるが、運動をした場所も残しておくと記憶と記録が合致するのでわかりやすい。
これでも計画通り遂行できない時があるので、どうやって改善したらいいか考えている。意志で頑張ろうとしても無理なので、外的な環境設定の改善を模索している。

環境を変えるとは、自動的なインプットを変えることと同意だと思う。

・「環境デザイン」という観点に立てば、世界は違って見えてくる

・環境デザインとは、成功せざるを得ないような状況を作りだすことを目指す

自分は変えられないが、環境は変えられる部分がある。
まずは机の上を整理するところから始めようかな。

【ヨーロッパ】聖杯伝説4・ビールと聖杯

緊急事態宣言による外出自粛が日本全国に広がり、移動もままならない昨今。
業務も渡航も開店休業状態。旅先の履歴を書いてはいるが、どんどん遠い過去の事になっていく。

自宅でも出先でもやる事は無くならないので、此れ幸いと知識構築やその他雑務に取り組んではいるが如何せん飽きがくる。
長い人は2月から在宅勤務が続いているらしく「集中力と緊張感がすっかり欠如してしまった」と友人から嘆きの連絡がきた。

充実した生活にはメリハリが必要。働くことも、走ることも動くこともあってご飯が美味しく感じるし、ぐっすり眠る事ができる。
Mr.childrenが以前「世界一のお酒を見つけました それは必死で働いた後の酒です」とある曲で歌っていた。
酒を飲めなかった僕がそれを理解できたのは世界を飛び回るようになってからの事。
というわけで聖杯伝説はビールの話へ。

修道院のビール

ベルギービールは多くが修道院で作られていた。
修道院の収入源にしたり密かに飲んだりしてたらしい。いまでも多くのアビービール(abbey=修道院)があるのはその名残。
なかでもトラピスト派と呼ばれる宗派の修道院で、今でも変わらぬ伝統のもと作られ”トラピストビール”の名を名乗れるビールは世界でも10種類程しか認められていない。

Trappist Beer 2015-08-15.jpg

[代表的なトラピストビール
上記の通り多くがベルギーにあり、修道院の管理下にある醸造所で作られ販売される。
またトラピストを名乗るには厳格なルールがある。
以下wikipediaからの引用だが、主なものは3つ。

  • トラピスト会修道院の修道士が自ら醸造するか、修道士の監督の元で醸造されたものであること。
  • 修道院の敷地内の醸造所で醸造されていること。
  • 販売は営利目的で行ってはならず、収益は修道院のメンテナンスや運営費用に充て、残額は慈善団体に寄付すること。

となっている。
厳格な管理をされているからなのか、手に入りにくかったりあまり出回らなかったりするようだ。
日本でも手に入るものもあるが、ここでは実際醸造所を訪れたウェストマールをご紹介したい。

ウェストマール醸造

ベルギー北西部にあるウェストマール醸造所。深い森のそばにある。

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ウェストマール醸造

場所はこの辺り。アントワープから車で30分ほどのところ。


[ウェストマール醸造所]
なんでもここのビールは「死ぬ直前にもう一本だけ飲みたいビール」として名高いんだとか。

kotaro-journal.com
醸造所の対面にレストランがあり、そこではドラフトのウェストマールが飲める。

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ウェストマール レストラン

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ウェストマール レストラン

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ウェストマール ドラフト

ベルギービールというと多くがボトル入りで流通しているのだが、醸造所直送なので生ビールが飲める。これが旅の醍醐味。仕事後でもあったし”世界一の酒”と呼べた。

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ウェストマール ドラフト

誇らしげに刻まれた”TRAPPIST”の文字。
味は驚くほど滑らか。とても美味しい。ボトルの物だと苦味が残るが、ドラフトにはほとんどそれがない。飲みすぎないように注意した方が良い。

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ウェストマール チーズ

付け合わせに頼んだ自家製のチーズ。
とても濃厚で、濃いビールによく合う。

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ウェストマール チーズ

お土産用にもこのような形で売られていた。

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ウェストマール醸造所 お土産

ボトルビールと、グラスも販売されている。
ベルギービールの多くは専用のグラスがある。その大きさと形で飲むのが一番香り高く美味しく飲めるとの事。

トラピストビール グラスの型

お気付きの方もいるかもしれないが、トラピストビールのグラスはどれも”聖杯型”をしている。
諸説あるし、実際は「美味しく飲めるから」らしいのだが、偶然と思えない記述をこの本の中で見た。

【レンヌ=ル=シャトーの謎】

”イエスの血脈と聖杯伝説”というサブタイトルの本。
辞書くらいの分厚さがある聖杯研究の決定版ともいうべき本なのだが、この本の中でトラピストビールの一角を成す、ベルギー南部の修道院の名前が記載されていた。

先の記事で触れた、聖杯の守り主とも言われる「テンプル騎士団」が今やビールで有名な「オルヴァル」という修道院に立ち寄ったと言う。

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オルヴァルについて

そのグラスの形は偶然か?
それとも‥
オルヴァルはベルギー南部、フランス国境近くにある。
外出自粛要請のなかではあるが、想像の翼ははるか欧州に。
次回ベルギーに足を運べるのを心待ちにしている。

参考URL :
ベルギービール専門店 ドルフィンズ:大阪|梅田|天満橋|堺筋本町