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【Sydney】BONDIビーチ

南半球と北半球
南半球のシドニーは日本と季節が真逆。5月の日本は春、てことはシドニーは秋?日本でいうと何月くらい??気温はどのくらい???と不明点ばかり。
実際行ってみると日本の5月と変わらない。ちょうどシーソーの入れ違いで平衡する時のように、タイミング的には日本と同じような気候。違うのはこれから冬を迎える季節と、これから夏を迎える季節に対する向き合い方。

ケッペンの気候区分によるとシドニー近郊はCfb(西岸海洋性気候)。
温帯に属し、降水量が年間を通して一定という過ごしやすい気候帯。
モンスーンの影響を受ける地域特有の激しい気候は無いようですが、TVの天気予報では前線が近づき荒れる予想とのこと。

ケッペンの気候区分:温帯気候Cfa、Cfb、Cs、Cwの気候因子
(リンク集「旅の情報~地理の世界から~」さんHPより。とてもわかりやすく地理の情報が整理されています。)

 

BONDI Beach
調べると近郊にいくつかアクセスの良いビーチがあるのがわかった。名前はBONDI Beach。東京にもいくつかこの地名を冠したカフェがあり、なんとなくイメージ先行の土地。ともあれ行ってみた。アクセスは非常に簡単。

シドニー市内から地下鉄とバスを乗り継いで約30分ほどで到着。

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Bondi Beach

透明度の高い海。写真ではわかりにくいのですが粒子の細かい白い砂浜。すこし風が涼しいくらいでまだまだ泳げる。
サーフショップもいくつか海岸線沿いにあり、レンタルもできるとのこと。
今回お世話になったのはBONDI Surf Co.というお店。

www.bondisurfco.net.au

ボードレンタルは1時間/15$(5/1のレートで約¥1,100)から。
「持ってきた荷物や服はどうすればいいの?」と尋ねると”ビーチの真ん中にある黄色いパビリオンという建物にコインロッカーがあるからそれを使うといいよ”とのこと。

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コインロッカー

カラフルなコインロッカーの使用料金は4$ or 6$。大きさで値段が違う。真ん中にあるのは2$コインしか使えないロッカーのための両替機。奥が更衣室になっており、このロッカーに服や荷物を放り込んで海へ向かう。


BONDIカルチャー
海岸沿いにはスケートボードのパークも整備されていた。ビーチカルチャーの発達する地域では方向性によっては荒んでいく地域もあるけれど、ここBONDIは整っている。壁に描かれたストリートアートをみてそれを感じる。

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スケートボードパーク

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スケボーパークからビーチを臨む

スケートボードは2020東京オリンピックでも正式種目として採用される。
日本でも世界で活躍する選手が出てきているが、知名度はいまひとつ。それはスケートボードがいまだにちょっと悪そうなイメージを伴っているからというのもある気がする。ストリートで、夜集まってやる、という世間のイメージもあるのだろうけれど、実際は高度な集中力を要する職人技のような世界だ。
オリンピックを機にそういう良い面が広まればいいと思う。加えてパークなどの整備も、それをサポートする行政の側もこういうバックサイドから生まれるカルチャーを丁寧に後押ししていくような施策打ってもらいたい。アートをはじめとする、世界を席巻してくような勢いは大体バックストリートから生まれる。
日本にもこういう遊び場がもっと広がってほしい。