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【ブリュッセル】恐竜!王立自然科学博物館

ブリュッセルのレポート、最後はベルギー王立自然科学博物館。
エントランスには恐竜。幼い頃、買ってもらった学研の図鑑lを擦り切れるほど読んで恐竜の名前は全部覚えた。
期待が高まる。

ブリュッセル 自然科学博物館

ブリュッセル 自然科学博物館

中に入ると広々とした構内に化石の模型が多数。どれも見たことがある。

ブリュッセル 自然科学博物館

ブリュッセル 自然科学博物館

ブリュッセル 自然科学博物館

ブリュッセル 自然科学博物館

一番の人気者、ティラノサウルス

ブリュッセル ティラノサウルス

ブリュッセル ティラノサウルス

図鑑などで何度も見たことがあったけれど、こうして向き合ってみると迫力が違う。顎の大きさが全然違う。いまにも動き出さんばかりの躍動感。
二番目の人気者も肉食恐竜の筆頭格。

ブリュッセル アロサウルス

ブリュッセル アロサウルス

ティラノサウルスアロサウルス。どちらも筆頭の肉食恐竜だが、比較してみると頭蓋骨の大きさ、全体の体格などが比較できる。
とても充実した博物館。
場所は下記の地図の通り。

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EU本部の近く。地図上部の「Schuman」というメトロ駅の上がEU本部にあたる。

EU本部

EU本部

EU本部は何があるわけでは無いが、ここで欧州の各種決定がなされていると思うとニュースに接する時の感じが違う。
横断歩道がレインボー柄なのは、多様性を受け入れようとする欧州の意気込みか。

 

企画展 テディ&ベア

この博物館は常設展示の他に企画展とサブ展示がある。企画展は「テディ&ベア」。クマとクマのぬいぐるみを並列させるという荒技。

テディベア

ブリュッセル テディ&ベア

ブリュッセル テディ&ベア

ブリュッセル テディ&ベア

ブリュッセル テディ&ベア

ブリュッセル テディ&ベア

身近にいるクマのぬいぐるみくんたち。彼らと、本物のクマとの対比。

ブリュッセル テディ&ベア

ブリュッセル テディ&ベア

獰猛そうなクマたちの間に、、、、のんびり顔のパディントンベアと、くまのプーさん
なぜかクマのキャラクターはのんびりやさんに仕立て上げられることが多い。
実際のクマは足も速く、爪も牙も鋭い肉食動物。そのギャップは本当に不思議だ。
冬眠しちゃうから、寝坊助のイメージがクマの印象をのんびりさせるのだろうか。

鉄ちゃんフェ(Fe)

ブリュッセル 鉱石展示

ブリュッセル 鉱石展示

サブ展示にあるのは、鉱石の展示。様々な鉱石が原石のまま展示されている。

ブリュッセル クウォーツ

ブリュッセル クウォーツ

水晶の結晶と、元素模型。

元素記号表

元素記号

そして元素記号の一覧表が展示されているところで、記憶が蘇る。
中学の理科で覚えたやつ。小学生のころはなかった、物質の深い部分へアプローチしていく知識にワクワクした共に、全然覚えられないアルファベットの元素記号をなんとか覚えようと苦心した思い出。
「水兵、リーべ、僕の船‥」など、色んな語呂合わせを駆使して覚えたが、今は全く覚えていない。
けどなぜか、どうしても忘れられない語呂合わせが一個だけある。
それが小見出しにした「鉄ちゃんフェ」だ。

ご存知の通り、鉄の元素記号は”Fe”だ。
サプリメントなどでも鉄分入りのものが多いので、パッケージにFeの文字が並ぶのをドラッグストアなどでみる事もある。
その"Fe"を覚えるために、市立M中学の1年生が編み出した語呂合わせが「鉄ちゃん、Fe」だ。
なんのことはない、「テツヤくん」という同級生がいて、彼のあだ名はまごう事なく「てっちゃん」だったのだが、そのてっちゃんと仲間が思いついたゴロ合わせ。
てっちゃんは違うクラスだったので、そんなに会話をしたわけではないけれど、中一の理科のテストでは学年皆少なからずてっちゃんの恩恵を受けた。平均点を5点ほど押し上げる効果を作ったてっちゃん。

20年近く経った後、日本からも遠く離れたベルギーの地で同級生の顔を思い出す。
なんともはや、偉大なる中学時代。 
何の役にたつかわからなくても、あの時必死になって覚えたことや、夢中になって読んだ図鑑。みんなで笑いながら編み出した語呂合わせなど、忘れていたと思っていても気づけばこうして息づいている。