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【スターバックス】ブリュッセル・グランプラス

ヨーロッパに来ても定点観測。見所や名物が多くて後回しになってしまったが、目的を持って街を探索するのは楽しい。切り口が同じであれば、なおさら国や街による違いが比較出来て際立つ。というわけで全世界に展開するコーヒーショップ・スターバックスの訪問記、ベルギーバージョン。

スターバックス ブリュッセル

スターバックス ブリュッセル

今回訪問したのはブリュッセルのシンボル広場、グランプラスに面するお店。
周囲の景観とマッチさせるため、テントの色が緑と赤。鉢植えの赤い花がテラス席に彩りを添える。隣のお店は全く違うレストランなのだが、テントルーフの色合いは同じ赤と緑。景観の統一がなされている。もしかしたら条例などで決まっているのかもしれない。

スターバックス ローカルグッズ探索

スターバックス ベルギー マグカップ

スターバックス ベルギーマカップ

お店に入ると、騒然と並ぶマグカップ。カラフルシリーズとオールドシリーズ。
レリーフシリーズは置いてなかった。

スターバックス ベルギー マグカップ

スターバックス ベルギーマカップ

描かれた街の名は「Namur」「Antwerp」「Leuven」「Gent」「Liege」の5種類。
なぜかここブリュッセルが無い‥
古いシリーズなので、もしかしたら早々と売り切れてしまったという可能性がある。やっぱりその土地で、その土地のものを買いたいのが購買者心理。
そういえば他の国でも同じだった。現地のものが売れ行きが良いのか残り少なく、隣の地域や街のものがたくさん残っていた。

スターバックス ベルギー マグカップ

スターバックス ベルギーマカップ

続いてカラフルシリーズ。
こちらは「ベルギー」「ブルージュ」「ブリュッセル」の3種類。訪問済みのブルージュがあると思わず親しみを抱く。しかしここはブリュッセル。やはり買うならその場所のものをその土地で、という心理になる。在庫の残り方の真相を、身を以て実感。 

スターバックス ベルギー

スターバックスベルギー マグカップ値段

最後に価格調査。
カラフルシリーズが17.50euro(=約2,100円)、オールドシリーズが14.90euro(=約1,800円。共に6/12レート)。

other city magという書かれ方が面白い。
なんとなく、値段は平均的なのかと感じる。
そしてバリスタベアを探したのだが、この店にはいなかった。駅や空港などのお店でも探したのだが、やはり見つけられなかった。
恒常的にないのだろうか、たまたまなのかわからないが、次の訪問の課題としよう。

今回のお店、場所はこの辺り。グランプラスに面している。

地図で検索していただければわかるのだが、ブリュッセルにあるスターバックスは街の規模と比較してかなり少ない。
アジアの他の都市と比較した場合、感覚的には1/3くらいのイメージか。そのくらいアジアへのスターバックスの勢いが凄まじいという捉え方もできる。

ヨーロッパはカフェ文化があり、街を歩けばすぐにいくつもカフェを見つけられる。ベルギーにはワッフルやチョコレートを売りにするカフェも数多い。
それらはチェーン店のように複数店舗ある場合もあるけど、単独でひっそりと、しかし根強いニーズに支えられて繁盛しているケースも多々ある。そういったお店は個性的で彩りがある。
推測でしか無いが、ヨーロッパでは画一的なチェーン店よりも個性を重視した、親しみあるお店を好む文化が根付いているのかもしれない。

そういえば僕の根城の下北沢、また沿線ではあるが吉祥寺もかつてはそういう個性的なお店が軒を連ねていた。
いまではだいぶチェーン店が増えてきて、僕もその恩恵にあずかっているのだけれど、やっぱりそこでしか行けない、この店がないと、という個性を伸ばしていってほしいという思いはずっとある。
「画一的な同一クオリティ」も安心感はあるけれど「そこにいかないと出会えない」というのが、やっぱり僕たちが”移動する喜び”であって、大げさな言い方をするとそれは”生きる喜び”とも言えると思うから。