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【スターバックス】ベトナム・ハノイ

ベトナムの首都ハノイは10数年前バックパックを背負って歩いた思い出の街。仕事で来るのはちょうど1年ぶりくらい。以前との比較なども含め、美味しい食事のことや魅力的な街並み、発展著しいこの国の経済など、書き記そうと思うことはたくさんあるのだけれど、一番描きやすいネタはやはり定点観測。もはやスターバックス芸人ブロガーと言えなくもないほど書きやすい話題。
というわけなので、勝手にこの街を代表するコーヒーショップの話題。 

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ハノイ スターバックスLan Vien店

ハノイの中心部、LanVienホテルに併設されたスターバックス。外観は植物がいっぱい。外気温30度で高湿度、熱帯のハノイの街並みに対して涼しげなルックス。青々と茂る鉢植えと街路樹の緑に、さりげなく主張する世界的カフェのロゴマークの緑。街とカフェ、良い感じのハーモニー。

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ハノイ スターバックス店内

月曜午後の店内ともなれば空席も目立つ。エリアとしてはオフィスと観光地が混在する地域。大きな荷物を小脇に抱えるのは隣につながっているホテルの宿泊客や周囲の宿に行く人たちか。
またどこの国でも共通のノート型PCやタブレットを開く光景。ノマドワーカー増加の傾向は世界的規模のトレンド。

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ハノイ ローカルマグカップ

ローカルマグカップの調査はレリーフシリーズから。重厚感のある最新のシリーズ。
しかしここでは国単位の「ベトナム」のものしかなかった。「ハノイ」があるかは調べないとわからない。ベトナムも縦に長く広いので、各地の名所が刻み込まれているのだと思うが、正直なにが描かれているのかは不明。

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ハノイ ローカルマグカップ オールドシリーズ

こちらは以前からあるタイプのシリーズ。ここでは「ハノイ」に加えて南の大都市「ホーチミン」と国単位の「ベトナム」の3種類。
このシリーズに描かれている絵はタッチが柔らいのが特徴なのだけれど、この3つはカップの色味もすごくマッチしている。アオザイを着た女性の後ろ姿は風が吹いているように涼しげに見える。
ベトナム宗主国がフランスだった影響もあり、街並みにもどことなくフレンチテイストが漂う。この国のなんとも言えない淡い上品さを、どれもうまく表現しているという気がする。

 

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ハノイ ローカルマグ カラフルシリーズ

このシリーズも売られていました。”カラフルシリーズ”というのは勝手につけた名称。それはさておき、このシリーズに「ハノイ」が無い。なぜだ‥
ベトナム」「ホーチミン」「ハイフォン」「ダナン」の4種類。
なぜ首都の名前がないのかは不明。もしかしたら売れ行きがよく在庫切れなだけかもしれないが。
ダナンとハイフォンはともに海沿いの都市だが、描かれている橋に特徴がある。このマグカップで知り、現物を見に行くきっかけになったら面白い。
いつか行ってみたい街が2つ増えた。

 

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ベトナムドン問題

さてこのマグカップの値段。
価格は350,000VND(ベトナム・ドン)。この国の通貨、ゼロが多すぎてぱっと見いくらか全くわからない。ものすごく高額な買い物をするような気になりためらって、計算するとそうでもなかったりする。
実は以前ベトナムではUSドルが使えた時代がある。自国の通貨が安定しない国や地域で起こりやすい現象だが、既に2019現在USドルは使えない。それがこの通貨の安定を意味するのであろうか。真相はわからないが、駐在の同僚に聞くところベトナムでは物価や経済力が凄い勢いで上昇しているのは事実。ゼロが多すぎるのは、やっぱり不便だけれど。
というわけで、レリーフマグの値段350,000VDN=日本円で約1,650円(5/27レート)。安い気がする。 物価の影響だろうか。なるほど。ちなみにオールドマグシリーズは300,000VND(約1,400円)でした。

 

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ハノイ バリスタベア

そして忘れてはいけない登場人物「バリスタベア」。名前はシドニーで覚えた。もう間違えない。
ハノイバリスタベアはやはり民族衣装シリーズ。男の子は、なんだろう、カンフーウェアのような民族衣装。女の子ベアはアオザイ
民族衣装はどこも大体そうだが、その土地や風土、人種や体型に合い、かつ快適に過ごせるように長い年月を経てできたものが多い。ベトナムの民族衣装もおそらくそうで、アオザイのツルっとした生地となめらかな曲線は見た目にも美しく涼しげ。それを纏うバリスタベアの彼女も、きっとこの土地で心地よく過ごせる。
エプロンをつけた彼は、唐笠を被って日射対策に余念がないようだ。これからの田植えの季節にも耐えられる。バリスタか田植えか、彼もなかなか忙しくなりそうだ。